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YOASOBI、いわき初上陸 アリオスで2日間の公演 全国からファン集結
小説の世界観を音楽で表現し、若者や音楽業界から絶大な支持を得ている、コンポーザーのAyaseさん、ボーカルのikuraさんのユニット「YOASOBI」の本県初となる公演が10月30、31の両日、いわき芸術文化交流館「アリオス」で開催された。
7月の熊本公演を皮切りに、全国14カ所をめぐる自身初の国内ホールツアー「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」で、福島初上陸に開催前からコラボ企画も打ち出されるなど話題沸騰。公演は初日から熱狂と興奮に包まれ、Ayaseさんたちも会場の一体感と音響の質の高さを絶賛しながら最大のパフォーマンスを発揮した。
ライブは両日満員御礼の盛況ぶりで、楽曲に合わせた視覚的な舞台演出のなか、Ayaseさんとバンドメンバーの演奏にのせたikuraさんの圧倒的な歌唱力に、ファンたちも一気にボルテージを上げて心震えるような音楽空間を共有した。
これにはAyaseさんも「福島、凄くいい!!」と思わず笑顔で、ikuraさんと一緒に「めっちゃ、ここ音良いよ!」とステージと観客の一体感を生み出す会場のつくりや音響を大絶賛。次々とヒット曲を歌い上げた。
また、ikuraさんは幼少から福島を幾度も訪れており、当時の思い出を振り返りながら「どうしたら福島の皆さんと絆を深められるんだろう」と考えてきたと吐露する場面も。楽曲が進むごとに会場のボルテージも上がり続け、「空気中に俺たちの愛が混ざっている」とAyaseさん。
最後の楽曲を終え、2人は「また絶対、福島、いわきに帰ってくる。帰ってくること確定」と再公演を約束し、観客もスタンディングオベーションで拍手を続け、2人とバンドメンバーたちの絶大なパフォーマンスをたたえた。
(写真:圧倒的なパフォーマンスを見せるYOASOBI Photo by tatsuki.nakata)