市議会12月定例会は8日、一般質問が始まった。紙面から初日の主な市の答弁を紹介する。
<県立医大による非常勤の医師派遣に関して>
緒方勝也医療センター事務局長 11月末現在で派遣対象となった6診療科のうち、血液内科、呼吸器外科で週1回、整形外科で隔週1回の外来診療に当たっており、常勤医師の負担が一部軽減されるなど、医師の働き方改革の推進が図られている。
<カムチャツカ半島付近の巨大地震で国道6号が通行規制された件>
小川俊幸危機管理部長 7月30日午前9時40分~午後10時2分、津波浸水想定区域内への車両進入を防ぐため、茨城県日立市―小名浜・住吉交差点の約49km、平下神谷・出口交差点―久之浜・連郷交差点の約9kmが全面通行止めとなった。
ただ市と関係機関が円滑な連携が図れずに大規模渋滞が生じた点を踏まえ、通行規制のあり方を磐城国道事務所、県と協議している。
<市内の小・中学校から寄せられたSNS・ネットトラブルについて>
服部樹理教育長 市教委に報告があった件数として、2022(令和4)年度に21件、23年度に40件、24年度に24件。主な内容としては「誹謗・中傷されるなど、嫌な思いをした」という訴えや、個人情報の特定につながる不用意な情報発信による児童・生徒間のトラブル、面識のない人との接触による犯罪被害も確認されている。
<ウォーターPPP(上下水道事業の包括的民間委託)導入について>
蛭田裕一生活環境部長 事業者の意見や提案を検討段階から反映させることが必要で、特に地元の関係者は本市のインフラ整備や維持管理、災害復旧に担っており、彼らの意見なども考慮していく。
(資料写真:いわき市議会)
ニュース
いわき市議会12月定例会 一般質問初日の答弁から 県立医大の非常勤医師派遣等






