いわき市や茨城県でスーパーマーケットを展開する「マルト」(本社・勿来町窪田、安島浩代表取締役社長)は11日、磐城農業高と開発した「椎茸ねぎ味噌260g」「玉こん椎茸260g」(どちらも税込み430円)の販売を開始した。
小川町上平の小川きのこ園の協力を受け、規格外のシイタケを採用しており、高校生の目線で、いわき市の農林水産物の振興を図る狙いがある。初日には中岡町のSC中岡店で、生徒たちによる販売実習が行われた。
椎茸ねぎ味噌260gはシイタケに、みそ、青唐辛子、ネギを加えた。まるごとシイタケの歯ごたえと青唐辛子のピリ辛が、ご飯やお酒のお供に良く合う総菜となっている。
玉こん椎茸260gはシイタケとともに、内郷綴町の老舗メーカー・小島門吉商店から国産玉こんにゃくを取り寄せて仕上げた。同じく青唐辛子が口の中にピリッと広がるほか、玉こんにゃくの歯ごたえも楽しめる。
開発にあたっては、食品について学ぶ生徒たちが、市場に出回らないシイタケをいかに活用するか議論を重ねた。販売店舗は勿来駅前店を除く36店舗。無くなり次第終了。
(写真:開発した商品をPRする磐城農業高の生徒たち)
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食品ロス削減へ 規格外のシイタケをピリ辛総菜に マルトと磐城農業高校がタッグ






