ニュース
いわき市遠野支所の新庁舎落成式 災害時には防災拠点に 来年1月から供用開始
市遠野支所・常磐消防署遠野分遣所の新庁舎落成式が22日、遠野町根岸で開かれた。
現在の遠野支所は、14市町村合併前の1965(昭和40)年に建てられ、耐震性に課題があるほか、老朽化が進んでいるため、利用者の安全確保とともに、災害時の防災拠点として機能するよう、同じ敷地内で建て替えを決めた。供用開始は来年1月19日の予定。
落成式には地元関係者を含む約30人が出席。内田市長は式辞として、遠野支所を拠点に地域振興と防災対策に取り組む決意を示し、遠野町区長会の斎藤七重会長、永山宏恵市議会議長、木田都城子・市議会政策総務常任委員長とともにテープカットに臨んだ。
式典では施工事業者に対する感謝状贈呈も行われ、東洋建設、佐川電設工業、開世工業、本多建設をたたえた。新庁舎は鉄骨2階建て(457・40平方m)。1階に支所、2階に多目的室と分遣所を設ける。整備費用は2億5500万円。現庁舎は解体する。
(写真:新庁舎落成式で行われたテープカット)