いわき市平出身で、サッカー女子のドイツ1部・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに所属するFW千葉玲海菜選手(26)は28日、21世紀の森公園・いわきグリーンベースでサッカー教室を開催した。ウィンターブレイクに合わせて企画し、地元のサッカー少年・少女ら約50人が参加し、千葉選手と交流しながらサッカーの技術を磨いた。
千葉選手は兄の影響で小1からサッカーを始め、いわき市のすずかけサッカースポーツ少年団、リベルダード磐城を経て、静岡・藤枝順心高、筑波大でプレー。女子プロサッカーWEリーグのジェフユナイテッド市原・千葉レディースから、2024年にEフランクフルトに移籍した。
25―26年シーズンはリーグ戦で4得点、カップ戦で2得点を挙げている。また日本代表「なでしこジャパン」として、23年のワールドカップ、24年のパリ五輪に出場した。
サッカー教室にあたり、「子どもたちにはこうした経験を通じ、サッカーに対するやる気をさらに増してくれればうれしい」と語り、リーグ戦での二けた得点奪取と日本代表に再び招集されることを目標に、引き続きプレーにまい進していくと胸を張った。
参加した森本夏帆さん(9)=鹿島小・3年=は千葉選手からサインをもらい、「サッカー教室はとても楽しかった。千葉選手に会えたことがうれしい」とはにかんだ。
(写真:サッカー教室に参加した子どもたちと記念撮影に臨む千葉選手)
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ドイツ1部所属・千葉玲海菜選手(平出身)子どもたちに向けてサッカー教室






