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県考古学会の大竹憲治会長(平谷川瀬)が急逝 県内文化財調査などで活躍

 県考古学会会長で、いわき地方史研究会長、広野町文化財保護審議委員の大竹憲治(おおたけ・けんじ)氏=平谷川瀬二丁目=が1月30日午前7時半、心筋梗塞のため、搬送先のときわ会常磐病院で死去した。73歳。
 大竹氏は平出身で、平三中、湯本高(現いわき湯本高)卒後、立正大に進学。考古学者の坂詰秀一・同大特別栄誉教授に師事して装飾横穴を学び、同大大学院文学研究科修士課程・史学(考古学)専攻では城柵官衙(じょうさくかんが)を研究し、修了後は同大の非常勤講師を3年務めた。
 県内市町村の埋蔵文化財調査に多く携わったほか、幾度も大陸に渡るなど中国考古学にも精通。昨年、二本松市で開催された県考古学会総会で、新会長に就任したばかりだった。
 また、いわき民報には専門分野に限らず、俳句・俳諧、音楽、美術、文化財への造けいの深みを感じさせる寄稿文を掲載してきた。
 最後の寄稿文となったのは、1月27日付7面掲載「続 楽我季帳(らくがきちょう)」739の「縄文人のムラとくらし」。本県出身で、栃木県宇都宮市在住の考古学研究者岩淵一夫氏から贈呈を受けた近著についての紹介となり、幅広い交流がうかがえる内容だった。
 寄稿文は「本著を考古学に興味のある方や中高生に購読をお奨めする。」で締めくくられている。
 葬儀は浄土宗真乗寺(平谷川瀬)で6日、家族葬にて執り行われた。喪主は妹の片峯加津子(かたみね・かつこ)さん。
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 永年にわたり本紙の発展にご尽力いただき、そのご厚情に深謝するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 (写真:県考古学会長就任に合わせてインタビューに応える大竹氏=昨年6月)

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