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3・11に赤飯は不謹慎? いわき市の給食 卒業祝いも批判で2100食廃棄

 小名浜学校給食共同調理場が今月11日に、卒業お祝い献立として「赤飯」をメニューにしたところ、東日本大震災の発生から15年と重なった点から「震災のあった日に赤飯はおかしい」との連絡を受け、当日に急きょ取りやめたことが分かった。
 対象の5校では備蓄していた非常用の缶詰パンを代わりに提供し、約2100食分の赤飯は廃棄された。
 内田市長はいわき民報社の取材に「3月11日に赤飯が重なってしまったことに対し、仮に何らかの対応をするにしても、約2100食分の廃棄はもったいない。こうした件については今後、私を含め市長部局にもあらかじめ相談して判断するよう、教育委員会に指示した。市長部局と教育委員会との相談体制がさらに密接になるよう配慮していく」とコメントした。
 関係者によると、市内7カ所の学校給食共同調理場では、公立小・中学校の卒業式を前に、それぞれお祝いの意味を込めた献立を用意している。
 本年度は中学校の卒業式が13日で、11日から12日にかけてそれぞれ企画。メニューは前月末までに保護者に伝えてあるほか、市教委のホームページでも一般向けに公開している。
 赤飯に関する連絡は学校にあったといい、11日は市主催の追悼式が執り行われることも踏まえ、市教委は報告を受けて独自に取りやめた。
 いわき市では震災によって、468人(直接死293人、死亡認定を受けた行方不明者37人、関連死138人)が亡くなっている。一方で市教委の判断を巡り、行き過ぎた自粛や、フードロスの観点から批判の声が上がっている。
 (写真:赤飯を予定していた小名浜学校給食共同調理場)

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