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天皇、皇后両陛下と愛子さま 浜通りの復興願われた2日間 ご視察終えて帰京

 天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは7日、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故からの復興状況を引き続き視察して帰京された。
 2日目はお泊まり先のJヴィレッジ(楢葉、広野町)を出発し、とみおかアーカイブ・ミュージアム(富岡町)、交流施設「link(リンク)る大熊」(大熊町)、義務教育学校「学び舎(や)ゆめの森」(同)、道の駅なみえ(浪江町)を訪問された。
 ご一家は地元の子どもたちの歓迎に笑顔で応じたほか、被災地で活動する人たちとの懇談を通じ、浜通りの復興を願われた。
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 最後にご視察された道の駅なみえでは、国の伝統的工芸品にも指定されている「大堀相馬焼」について、天皇、皇后両陛下、愛子さまともに、熱心なご様子でその成り立ちや取り組みについて耳を傾けられていた。
 大堀相馬焼は東京電力福島第一原発事故の影響で、地元の大堀地区にあった窯元は避難を余儀なくされたが、それぞれの土地で伝統を守り続けてきた。
 ご視察の案内役は大堀相馬焼協同組合の理事長・半谷貞辰さん(72)が務めた。大堀相馬焼の三大特徴は、青磁特有の美しさ「青ひび」、商売繁盛や無病息災の縁起物でもある「走り駒」、そして保温・保冷に優れた「二重焼き」であると伝えた。
 天皇陛下は「色がとても美しいですね」と半谷さんに声を掛けられたほか、皇后さまは二重焼きのモデルを実際に手に取り、興味深く眺められていた。愛子さまからは土づくりや原材料などに関するご質問があり、復興を目指して地元産にこだわる姿勢に寄り添われた。
 半谷さんは「天皇、皇后両陛下と愛子さまにご視察いただいたことは、震災・原発事故から15年が経過する中で大いに励みになった。ますます大堀相馬焼の振興に努めていきたい」と語った。
 (写真:大堀相馬焼について説明を受けられる天皇ご一家)

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