いわき市の今夏の海水浴場は昨年と同じく、久之浜・波立、四倉、薄磯、勿来の4カ所で開設することが決まった。期間は7月18日から8月16日までの30日間で、海開き式のメインは四倉で実施する。
市海水浴安全対策協議会が15日、市文化センターで開かれ、本年度の開設について決定した。
海水浴はいわき市の夏を代表する観光として知られ、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故前の2010(平成22)年には10カ所で計80万1413人が訪れていた。
しかし震災の影響で11年は開設を取りやめ、12年は勿来のみが再開。13年に四倉、17年に薄磯、19(令和元)年に久之浜・波立が加わった。新型コロナウイルスの感染拡大で20、21年の中止を経て、22年から再び4カ所で海開きを行ってきた。
ただいわき市の海水浴はコロナ禍後の22年の11万9897人をピークに低迷。昨夏は熱中症アラートが5回発令されたほか、カムチャツカ半島付近での巨大地震で津波警報が出されたことや、台風による高波の影響で、3万8209人(前年比2563人増)にとどまった。
安全対策協議会では、原発事故を踏まえた環境の状況(4月21日調査)も報告。空間線量は4カ所の海水浴場とも東京都内と同程度の毎時0・04~0・05マイクロシーベルトで、海水から放射性セシウムは不検出と示された。
また福島第一原発では23年8月から、放射性物質のトリチウムを含む処理水の海洋放出が継続しているが、こちらも問題ないとし、引き続きのモニタリングが伝えられた。
(資料写真:波打ち際を楽しむ高校生フラガール=昨年7月、薄磯海水浴場)
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いわき市 今夏の海水浴は7月18日~8月16日 海開き式メインは四倉





