バレエの歴史をさまざまな作品を交えながら伝える公演「ザ・バレエ・ヒストリー」が5日、いわき芸術文化交流館「アリオス」GSユアサ小劇場で開かれた。
同館の主催事業として、作曲家・ピアニストの加藤昌則さんと、ダンサー・振付家の小㞍健太さんを招き、バレエにまつわる物語をひも解いていった。
加藤さんは独自の視点・切り口で公演を企画するプロデュース力が高く評価されているほか、小㞍さんはオランダ・ハーグを拠点とする「ネザーランド・ダンス・シアター」に、日本人男性として初めて入団を果たすなどの実績を有しており、それぞれの魅力が遺憾なく発揮された。

また公演に深みを持たせる語りとして、いわき市を拠点に演劇活動をする黒澤彩さんが加わり、訪れた人は目の前で繰り広げられる多彩な世界観にくぎ付きとなっていた。
公演ではバレエの起源が、ルネサンス期(14~16世紀)のイタリアと言われている点や、ロシアやフランスでそれぞれの発展を遂げ、世界に広がった史実に添いながら、バッハの「メヌエット ト長調」、チャイコフスキーの「眠れる森の美女」、ストラヴィンスキーの「春の祭典」などが披露され、盛んに拍手が送られていた。
(写真1枚目:「『春の祭典』より 大地の踊り」を披露する加藤さんと小㞍さん 2枚目:バレエの歴史を語る黒澤さん)





