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鹿島の市道アンダーパス 17日に通行可に 事故検証の対策チームも発足
7日に冠水した鹿島町米田の市道アンダーパスを巡り、市は17日午前9時に通行止めを解除することを決めた。大雨があった7日から通行を規制しており、清掃や安全確認を行ってきた。
冠水した市道アンダーパスでは、進入した車両のうち60代女性が死亡する事故が起きている。この事故を受け、内田市長は15日、臨時記者会見を行い、大雨などの際には予防的な通行止めとなる「事前通行規制」を導入すると明らかにした。
事前通行規制では、<1>レベル3「大雨警報」が発表<2>1時間当たりの降雨量が30mmに達するか、達すると予想される<3>冠水の可能性があると判断される――のいずれかに当てはまる場合。
現地には大雨時に事前通行規制を周知する看板を設置するほか、実施する際には職員がバリケード等を設ける。
また「アンダーパス冠水事故防止緊急対策チーム」を発足する。学識経験者をリーダーとし、国・県・市をメンバーに専門的な知見のもと、効果的な事前対策を検証。年内に中間とりまとめ、来年3月までに最終取りまとめを予定する。
同チームではアンダーパスごとの対策に加え、排水経路の調査や、自動通行規制バーや赤色灯などの全国的な事例についても考えていく。対象となるアンダーパスは市内24カ所あり、うち8カ所はポンプ設備がないという。
市はこれら取り組みに向け、開会中の市議会9月定例会に対し、100万8千円の一般会計補正予算案を追加提出する。
内田市長は「人命が失われたことは痛恨の極みである。こうしたことが二度とないように事前規制と、ハード整備をしっかり進めたい」と強調。過去の雨量にとらわれず、積極的に対策を講じると語った。
(写真:今後の取り組みについて語る内田市長)