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いわき市議会に新会派「大智の会」発足 自民系2会派に再編の動きか
市議会に28日、新会派「大智の会」が発足した。自民党系会派のうち、第1会派・政風会から川崎憲正(3期)、木田都城子(同)の両議員と、真政会から鈴木演(同)、馬上卓也(同)の両議員が参加した。
新会派発足の背景には、昨年9月の市長選で24年ぶりに自民系の会派が同じ候補者を支援できた点にある。次は会派合流を狙っていたが、思うように進展しなかった点を踏まえ、当選同期のうち4人が布石としてひと足先に一つになることを決めた。会派再編の動きにつながるかが注目される。
大智の会は代表幹事を川崎氏が務め、残る3氏は幹事となる。4人は28日、市役所記者クラブで会見し、新会派結成の概要について報告した。
基本姿勢には「市民本位」と「是々非々」を掲げる。川崎氏は「人口減少・少子高齢化社会の中で、持続可能な市政を次世代に引き継いでいく必要があり、議会改革をさらに前へ進める。『誰と行動するか』ではなく、『何を実現するか』を大切にしていく」と語り、さらなる議会改革に臨んていく決意を見せる。
今後は政風会、真政会それぞれの議員に参加を呼びかけていく方針。「賛同いただける議員には加わっていただきたい。常に門戸を開いている」とも重ね、自民系で『塊』となって市政振興を図る姿勢を示している。
また「自民党同士がいがみ合うのは好ましくなく、市民の皆さんからも『分かりにくい』という声が寄せられている」と指摘。もともと4人は「自民党は一つで活動すべき」との強い意向を持っており、会派の枠を超えて当選同期として意見交換を進めてきたという。
市議会の自民系会派を巡っては、2005(平成17)年の市長選に際して、当時の現職に対し、新人を応援する陣営の2つに分かれて以来、その流れをくんでいる。
新会派について、ある自民系市議からは「個人的には賛同する部分が大いにある」と前向きな考えが伝えられた一方、別の自民系市議は「県議補選を前に『分裂』とも取られかねない動きだ」と強く批判していた。
(写真:記者会見する川崎市議=右から2人目=ら)