サッカー・明治安田生命J2リーグの第2節として、いわきFCは26日、アウェー・ケーズデンキスタジアム水戸(茨城県水戸市)で、水戸ホーリーホック(茨城)と対戦し、2―2で引き分けた。J2初勝利はかなわなかったが、執念のドローで初めての勝ち点1を手にした。順位は前節から2つ上げて、22チーム中14位となった。
試合は0―0で折り返した後半に動いた。9分に水戸のFWに、頭で合わせられて失点。しかし、いわきFCは14分、右コーナーキックの流れから、入ったばかりのMF永井颯太(23)がクロスを送り、FW谷村海那(24)が左足で押し込んで、同点となる2試合連続弾を決めた。
水戸も攻撃の手を緩めない。23分に投入されたばかりのFWが抜け出してゴールを挙げ、いわきFCは再び1点ビハインドに。すぐさま反撃に打って出て、29分に左サイドから得たフリーキックを、MF山下優人(26)がゴール前に放り込み、DF遠藤凌(24)のヘディングでファーサイドに流れたボールを、FW有田稜(23)がダイレクトで合わせてシュートし、試合を振り出しに戻した。
この後もいわきFCは好機に恵まれたが、ゴールネットを揺らすことはできず。それでも敵地で貴重な勝ち点1を守った。
次戦の第3節は3月5日、ホームの21世紀の森公園・いわきグリーンフィールドに、レノファ山口FC(山口)を迎え撃つ。キックオフは午後1時。
いわきFC