サッカー・いわきFCは26日、明治安田生命J2リーグの第6節で、首位を走るFC町田ゼルビア(東京)を、ホームのいわきグリーンフィールドに迎え撃つ。
前節はタレント揃いの徳島ヴォルティス(徳島)を1―0で打ち破り、ホーム初勝利を果たしたいわき。前線から積極・献身的な守備と、持ち味でもある両サイドからの速攻で、幾度も好機を演出した。
後半26分、セットプレーからFW谷村海那(25)が先制点を決めた後も攻撃の手を緩めず、最終的には徳島の4倍以上となる22本ものシュートを放ち、2連勝を引き寄せた。
主力のMF山口大輝(25)の負傷など不安要素は残るが、ようやく歯車がかみ合わさってきただけに、地の利を生かして首位を撃破したいところ。
対する町田は今季から、高校サッカー界で一時代を築いた青森山田高の黒田剛氏(52)を監督に招へいした。いわきのMF山下優人(26)、DF嵯峨理久(24)も教え子だ。
町田は開幕5戦負けなしの4連勝と破竹の勢い。10得点、1失点はともにリーグトップを誇り、J1級との呼び声も高い爆発的な攻撃力と、強固な守備をいかに封じ打ち崩すかがカギとなる。キックオフは午後2時。
いわきFC