サッカー・明治安田生命J2リーグは12、13日、第30節の全11試合が行われる。17位のいわきFCは13日、6位のヴァンフォーレ甲府(山梨)を、ホームの21世紀の森公園・いわきグリーンフィールドに迎える。
前節のV・ファーレン長崎(長崎)戦では、立ち上がりから好機を作っていくものの、シュートはいずれも枠外か、体を張った守備に阻まれ、得点にはつながらなかった。しかし長崎の猛攻も食い止め、無失点で乗り切り、敵地で勝ち点を積むことができた。
スタメン争いは常に熾烈(しれつ)だが、チームにより良い結果をもたらしている。この試合では調子の良さを買われ、GK高木和徹(28)が9試合ぶりに先発した。2年前までプレーした古巣との一戦は、1対1に持ち込まれても好セーブをし、何度も危機からゴールを守った。高木和は「成長した姿を見せようと思った。久しぶりの出場となったが、十分なプレーができたのでは」と充実感をにじませた。
今節も上位勢との戦いとなるが、攻守にわたっていわきらしいプレーで、さらに順位を上げていきたい。キックオフは午後6時。
いわきFC