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いわきFC

いわきFC運営会社 ドームが創業者・安田氏に株式譲渡 新たなオーナーに

 米大手スポーツ用品ブランド・アンダーアーマーの日本総代理店「ドーム」(東京都)は8日、サッカーJ2・いわきFCを運営する「いわきスポーツクラブ」(常磐上湯長谷町)の株式について、同社の創業者で前代表取締役の安田秀一氏に譲渡したと発表した。譲渡内容は非公開だが、安田氏がいわきFCのオーナーとなる。
 安田氏は東日本大震災からの復興を目指し、いわき市にサッカークラブ設立を構想。湘南ベルマーレ代表取締役社長の大倉智氏に声をかけ、2015(平成27)年にドームの子会社として、現在のいわきスポーツクラブを立ち上げた。
 ドームは昨年4月、商社大手・伊藤忠商事(東京都)の傘下に入ったことから、安田氏は経営から離れていたが、今回の株式譲渡によって、再びクラブ経営にかかわることになる。
 またドームは5年間にわたって、いわきスポーツクラブとスポンサー契約を交わし、金銭的な支援を行っていく。常磐上湯長谷町のいわきFCパークは、引き続き同社で所有して貸し出し、ウェアの提供も継続する。併設する物流センター・ドームいわきベースの形態も変わらない。
 発表を受けて、安田氏は「われわれの目指すモノ。それは社会の変革、すなわち『イノベーション』。いわきFCは今、地域社会と経済に新たな影響を与えている」とし、東日本大震災を踏まえ、いわき市は「復興から成長」に向かっていると語る。
 その上で「地域とともに、倒れず走り続ける。われわれは普通のチームじゃない。世界最大級の悲劇を克服し、復興から成長へ導くという使命を持ち、世界に勇気を発信するチーム」と強調し、いわき・浜通りは勇敢さと人間味を持つ場所と意気込んだ。
 大倉氏は「スポーツを通じて社会価値を創造し続け、浜を照らす光となるべく、スポーツの力を信じて、挑戦者の気持ちを忘れずに、前に前に進んでいきます」と示し、100年先を見据え、地域に愛されるクラブを皆さまと共に創りましょうと呼びかけた。

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