いわきFC
いわきFC FC大阪戦 先制点の山口「信じて走った」と谷村たたえる
■ルヴァン杯1次ラウンド1回戦 いわきFC2―0FC大阪(13日、花園)
▽得点【い】山口(後26)近藤(後42)
「ゴールパフォーマンスはないので、指1本立てて喜びました」。先制点を決めたMF山口大輝(26)は試合後、はにかみながらゴールシーンの心情を明かした。
敵陣右でFW谷村海那(26)が抜け出すと、自分に付いていたマークを振り切り、上手くクロスに合わせた。「キーパーとディフェンスの間にいいボールを入れてくれたので、海那のゴールみたいなものです」と仲間をたたえる。
若い選手が多く入ってくる中で、日本フットボールリーグ(JFL)時代から共に戦ってきたこともあり、「(谷村を)信じて走った」とも語る。
レギュラー争いもし烈だ。「いつ使われても、いい準備はしている。もちろんスタメンで出たい気持ちでいっぱい。競争に負けないよう、試合で結果を残すことに加え、練習から大事にしていく」。〝古参〟の躍動が、チームにさらなる活気をもたらす。
(写真:均衡を破る先制点を挙げて喜ぶ山口=中央)