いわきFC
ベガルタ仙台・松井蓮之 いわきFC戦にフル出場「ふるさと盛り上げたい」
■J2第18節 いわきFC1-2ベガルタ仙台(2日、ハワスタ)
いわきFC対ベガルタ仙台の「東北ダービー」で、仙台のいわき市出身・MF松井蓮之(24)がフル出場を果たした。地元のアルテーロFCいわき、リベルダード磐城から、栃木の強豪・矢板中央高、法政大を経て、2022年にJ1川崎フロンターレに加入。昨季はFC町田ゼルビアに期限付き移籍すると、チームのJ1初昇格に貢献し、今季は仙台にレンタルされている。
いわき戦には家族に加え、かつてプレーしたクラブの恩師や後輩たちも駆け付けたとあって、「この日を楽しみにしていた。懐かしい場所でプレーできてうれしい」と笑顔で語る。凱旋の感想を聞かれると、「とても良い雰囲気だった。(スタジアムが改修されて)ピッチはもちろん、ロッカールームなどが新しくなっていた」と笑う。
指揮官の信頼も厚く、仙台の中盤で攻守にチームを支える松井。「目標は仙台をJ1に昇格させること。そしていわき市出身のJリーグ選手といえば、松井蓮之と言われるよう、もっともっと活躍して、ふるさといわきを盛り上げたい」ときっぱり。いわきを背負う彼のプレーからも目が離せない。
(写真:いわきFC戦にフル出場した松井)