サッカー・明治安田J2リーグの第23節として、8位のいわきFCは6日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきで、15位の大分トリニータと対戦し、0-1で敗れた。通算成績は8勝7分け8敗の勝ち点31。暫定順位は20チーム中8位で変わらない。
試合は0-0の後半38分、敵陣左でMF山口大輝(26)がクロスを上げると、FW谷村海那(26)が頭で合わせて先制点を決めたかと思われたが、惜しくもオフサイドの判定。その後も攻撃の手を緩めなかったが、アディショナルタイムに自陣の空いたスペースを突かれ、クロスから失点を許す。これが決勝点となり、いわきは今季初の3連敗を喫した。
次戦は10日、天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会3回戦として、ホームのハワスタでJ1サンフレッチェ広島を迎え撃つ。キックオフは午後7時。
田村雄三監督(41)は試合後、「連敗していたので、(逆境をばねにチャンスにつなげる)リバウンドメンタリティーを説いていた。選手たちは前向きにとらえており、しっかり戦ってくれた。次戦までとにかく時間がないので、コンディションとメンタルを整えて臨みたい」と語った。
次のリーグ戦の第24節は14日、アウェーのNDソフトスタジアム山形で、11位のモンテディオ山形が相手となる。キックオフは午後7時。
(写真:サポーターの励ましを受けながら引き上げる選手たち)
いわきFC