いわきFC
いわきFC アウェーで長崎に4-3 今季初の連勝飾る
サッカー・明治安田J2リーグの第11節として、20位(最下位)のいわきFCは25日、アウェーのPEACE STADIUM Connected by SoftBank(長崎市)で、7位のV・ファーレン長崎に4-3で勝利した。通算成績は2勝3分け6敗の勝ち点9。暫定順位は20チーム中18位。次節は29日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきに、2位のRB大宮アルディージャを迎え撃つ。キックオフは午後2時。
いわきは前節のアウェー・カターレ富山戦に続いて2連勝を飾った。前半37分、DF石田侑資(22)が倒されて獲得したPK(ペナルティーキック)を、MF山下優人(28)が左足でゴール下に決めて先制。しかしアディショナルタイム、長崎のコーナーキックを起点に、FWフアンマ・デルカド(34)に同点とされる。
後半は『いわきらしさ』を発揮。6分に山下が敵陣左からのフリーキックをけると、ペナルティーエリア中央でFW熊田直紀(20)が頭で反らし、最後はファーサイドのMF石渡ネルソン(19)が豪快なヘディング弾。23分にはMF五十嵐聖己(23)が左サイドにボールを繰り出すと、FW山口大輝(27)の低いクロスから、途中出場のMF加瀬直輝(24)が3点目となるゴールを挙げた。
30分にフアンマにこぼれ球を押し込まれ3-2と1点差にされるも、33分に山下の右コーナーキックを、けがから復帰したDF遠藤凌(26)が頭で合わせて4-2と再び突き放す。
終了間際にはフアンマにハットトリックとなる3点目を許すも、体を張って追撃を許さず、今季初の連勝を果たした。
田村雄三監督(42)は「セットプレーは練習した通りでした。映像等含めて選手にしっかりとフィードバックもしてくれたので、コーチにも感謝したいと思います」と振り返った。
その上で「われわれの立ち位置は変わらないので、常にチャレンジャーとして1戦1戦全力で戦っていきたいです」と力強く語った。
(写真:試合後に笑顔を見せる加瀬と早坂 Photo by J.LEAGUE/J.LEAGUE via Getty Images)