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いわきFC新スタジアムに関連で 小名浜港の整備候補地でボーリング調査

 サッカー・J2いわきFCの運営会社・いわきスポーツクラブは新スタジアムを巡り、整備候補地の小名浜港でボーリング調査を行っている。地盤を確認するために必要な作業といい、県の許可を受けて行っており、12月上旬ごろまでを予定している。なお工事そのものの開始ではない。
 同社は今年6月までに、Jリーグに新スタジアムの具体的な整備計画を提出。9月にその内容で、来年2月に開幕する特別シーズン(明治安田Jリーグ百年構想リーグ)について、J1クラブライセンスを交付された。新スタジアムは2027年11月までに工事に着工し、31年8月までの完成が求められている。
 大倉智代表取締役によると、10月から基本計画の策定を進めており、来年4月にはまとまる見通し。同社では現在、小学校や高校で出張授業に取り組み、スタジアムが完成した後の街に関して、子どもたちから意見を聴いている。
 この点を踏まえ、大倉社長は「(アメリカの先住民の言い伝えである)『地球は先祖から受け継いだものでなく、未来の子どもたちからの預かりもの』と言われるように、しっかりと考えを反映していきたい」と語る。
 その上で「市外出身だが誰よりもシビックプライドをもって、スポーツによる地方創生のモデルを目指していきたい」と地域振興に努める思いを示した。
 (写真:スタジアム整備に関連したボーリング調査)

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