サッカー・J2いわきFCは1日、ホームタウンのいわき市、双葉郡8町村に今シーズン終了を報告した。
いわき市への報告は、いわき芸術文化交流館「アリオス」で行われた。チームの運営会社・いわきスポーツクラブの大倉智代表取締役は「皆さんの熱い声援でシーズンを乗り越えることができた。震災復興のために発足したクラブとして、変わらずとチームと向き合っていく」と述べた。
田村雄三監督は「多くの方に支えていただき、ハワイアンズスタジアムいわきでホームゲームができることは当たり前ではないと改めて感じている」と謝意を示し、MF山下優人選手も「今季出た課題、反省を生かし、さらなる高みを目指していく」と誓った。
内田市長は「市民と同じく毎週の試合を楽しみにしてきた。スタジアム整備についても、われわれも全面的にバックアップしていきたい」と呼びかけた。
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いわきスポーツクラブは1日、トップチームの田村雄三監督と契約を更新し、初の秋春制となる2026~27年シーズンまで指揮を執ると発表した。
田村監督は湘南ベルマーレから、16年にいわきFCに転じた。17~21年と23年6月から監督を務めており、「来年はJリーグのシーズン移行に伴い、特別な1年になります。だからこそ、もう一度『WHY(なぜ)』を追求し、ブラッシュアップを計りたいと思います」とコメントした。
その上で「次の10年へ。皆さまと共に歩み、共に喜び、そして感動を届けられるよう、引き続き精進いたします」としている。
(写真:今シーズンの終了報告を行ったいわきFC)
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いわきFC ホームタウンに今季終了を報告 田村監督の契約更新も発表






