サッカー・U―22(22歳以下)日本代表は27日、茨城県水戸市のケーズデンキスタジアム水戸で、国内大会の「IBARAKI Next Generation Cup2025」の決勝に臨み、U―21(21歳以下)ALL IBARAKI(オール茨城)を6―1で下して優勝した。
U―22はロス五輪世代で、J2いわきFCからMF石渡ネルソン(20)が選出。後半からピッチに投入されると、クラブとは異なるポジションのアンカーとして守備を担いつつ、得意の推進力で攻撃に加わった。4―0の30分にはMF佐藤龍之介(19)=J1ファジアーノ岡山からJ1FC東京に復帰=の右コーナーキックに、頭で合わせてゴールネットを揺らす活躍を見せた。
石渡は「去年のいまごろは年代別代表は考えられなかった。いわきFCでの1年が自分を大きく成長させた。これからもいわきの皆さんに応援されるよう頑張りたい」と語り、将来は海外でプレーし、A代表に選ばれる展望を示した。
この日、いわきFCは石渡の育成型期限付き移籍が満了したと発表。J1セレッソ大阪出身で、今季からいわきに加わり、リーグ戦29試合出場・4ゴールで、9月にはU―20(20歳以下)ワールドカップも経験した。C大阪に復帰する。
(写真:ヘディングでゴールを決めた石渡)
いわきFC
U―22日本代表 C大阪復帰の石渡ヘディング弾「いわきでの1年で大きく成長」






