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<スナップショット>宮小で「もーもースクール」 豪雨被災の子どもたちに癒しを
西白河郡西郷村の小沢牧場で飼っている乳牛4頭が7日、宮小(荒木昇校長)を訪れ、1~6年生54人とふれあった。
酪農同士が交流し、意見を交換する組織「地域交流牧場全国連絡会」が東日本大震災後、被災した子どもの心を癒すとともに、酪農体験を通じて食育や仕事、命の学びを深めてもらいたいと始めた活動で、いわきで開催するのは令和に入って初めて。宮小には昨年9月の豪雨被災で甚大な被害を受けた子が多く在校しており、市教委を通じて同活動、その名も「もーもースクール」を開催した。
児童たちは牧場の仕事や牛乳ができるまでをスタッフから教わり、子牛との散歩やホルスタイン牛の搾乳にも初挑戦。牧場の小沢正代表の指導を受けながら恐る恐る搾乳を体験し、上手にできると晴れやかな笑顔をみせて喜んでいた。
(写真:小沢代表から教わりながら搾乳を体験する児童)