平四ツ波の市フラワーセンターで、濃い黄色の花を多数付ける、ヒイラギナンテンチャリティーが見頃を迎えている。時計塔の北東に植わる樹高2m以上の常緑低木。冬の澄んだ青空に向かい、30cmほどの長い花穂を伸ばしている。
施設によると、ヒイラギナンテンと中国原産のロマリィフォリオの交雑種で、和風庭園の庭木として人気。花は1月いっぱい楽しめそうだという。ヒイラギナンテンの花言葉は、激しい感情。花言葉とは似つかわしくない、優しい芳香が周囲に漂い、「チー、チー」と鳴くメジロが花穂を移動しながら花の蜜を吸っていた。
「葉の縁には鋭い刺状の鋸歯があり、先端にも小刺があるので写真撮影などの際には十分注意してください」と女性スタッフ。ホームページに載せる写真を撮影した時、指をチクりとやってしまったそうだ。
(写真:見頃を迎えているヒイラギナンテンチャリティー)
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