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平・小野美術 8日まで京都「西川」から逸品そろう 老舗が作る夏用の竹工芸品

 竹や籐(とう)、葦(あし)などの天然素材を生かした独創性に富んだ作品を制作する、京都・祇園の西川から「京都の老舗 西河竹工芸展」が8日まで、平字中町の小野美術で開かれている。
 西河は1831(天保2)年、よしすだれ商として近江屋源兵衛が京都四条に創業。2代目が御簾(みす)を一般に使えるように考案、普及させたという。その後、日常道具とされていた京都の竹製品を茶道、華道の文化を取り入れ、現在の芸術的な竹工芸品に発展させた。
 会場では、夏用の竹工芸品約200点を展示・販売している。このうち、見た目も涼やかな屋外用・座敷用の「京すだれ」は、日よけにも最適で、節電効果も期待できるほか、花掛けや篭(かご)などの装飾品、箸、スプーン、フォーク、コースター、ティッシュケース、うちわ立てなどの日用品まで、幅広い種類が並んでいる。
 竹を編んでできた風合い豊かなバッグも多数取りそろえている。同ギャラリーでは、「自宅で気軽に使用できる竹製品を用意しています。ぜひご来場ください」と話している。開場時間は午前10時~午後6時(最終日は午後5時)。
 (写真:独創性に富んだ作品が並ぶ店内)

施設名
小野美術
住所
いわき市平字中町22の2
電話番号
0246(35)0383
開催期間
2024年7月8日まで
営業時間
午前10時~午後6時(最終日は午後5時)
外部サイト
https://onobijutsu.jp/

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