今日は二十四節気の一つ「処暑」。厳しい暑さも峠を越し、これからは衣食も秋対応に切り替える時期でもある▼今年は雨が多く、太陽が顔をのぞかせる日が少ない夏だった。海の家では閑古鳥が鳴き、日照不足から稲や野菜の生育が心配される。都心では突然、ゲリラ豪雨に見舞われたりと、世界的に気候のメカニズムが狂ってきているような気がする。やっぱり地球温暖化が影響しているのか…▼先月15日の海開きを皮切りに始まったいわきの祭りも、20日の夏井川流灯花火大会でほぼ終わりを迎える。抄子もいくつかの祭りを見物したが、どれも趣向を凝らしにぎやかなものばかり。震災後、政治家は復興道半ばというが、祭りを成功させようと頑張る人たちを見る限り、昔と変わらぬ力強い姿を感じる▼早いもので来月は市長選。市民目線で市政ができる人を選びたい。霞が関で働く政治家のように、国民不在で政争ばかりを繰り返す政治家はもうこりごりだ。