まだまだ寒い日が続いているが、4日は二十四節気では「立春」。暦の上では春が始まるとされている▼寒さが苦手という人にとっては春の訪れは大歓迎だが、同時に花粉という厄介者も付いてくる。日本気象協会が先ごろ、今春の花粉(スギ、ヒノキ)飛散量の予測を発表した。東北地方の飛散量は、例年に比べてやや多いとされ、ピークは例年並みか少し早まるとの予測▼福島では今月下旬からスギ花粉の飛散が始まり、スギが落ち着くと、今度はヒノキの花粉が飛び始める。花粉症の症状を緩和する薬の開発は進んでいるが、ただ症状が無くなるわけではない。抄子の周りでも毎年花粉症に苦しむ人が少なくないだけに、軽く済むことを願いたい▼春の訪れとともに近づいて来たのが夏の参院選と秋の県議選。立候補を取りざたされている人の周辺では、何かと騒がしくなってきた。中でも県議選は県民にとって身近な選挙だけに、今後の動きに注視していきたい。