新型コロナの影響で、何かと自粛と堅苦しい生活を強いられた今年も残り2カ月を切った。今年のハロウィーンは毎年、若者らでにぎわう東京都渋谷区の繁華街も自粛ムード。例年に比べ、仮装した人は少なかったようだ▼8月の猛暑もどこへやら。夏服はタンスの奥にしまい、仕事を終えるとまずは湯船につかり、一日の疲れを癒やす人も多いはず▼冬の到来も近づき、無観客が当たり前だったスポーツ界も観客が戻りつつある。いわきグリーンフィールドで行われた花園出場をかけた県大会も磐城、松韻福島両校の応援団が陣取り、選手たちに熱き声援を送り続けた▼もちろん、感染防止対策は万全を期し、入場時には検温や手指消毒を徹底し、スタンドに足を運んでいた。結果は松韻福島が勝利し、磐城は準優勝。だが、今年は100回大会で東北枠をかけた6県の準優勝校に花園へ最後の望みが残っている。決勝での悔しさを糧に、頑張れ、磐城フィフティーン。