新潟県の新津駅と福島県の会津若松駅間の磐越西線で1日1往復する(現在は運休中)C57180「SLばんえつ物語」を初めて今年、新潟県の津川駅で見た▼この180号機は線路沿いの新津第一小学校(新潟県)校庭に昭和44年から静態保存されていたのを、平成11年にJR東日本が復元した。古くから新津機関(運輸)区がある〝鉄道のまち〟としての風土、機関区OBや市民、一小児童らが手厚く整備や清掃してきたこともあって、良好な保存状態で新たな命を吹き込むことができたという▼かつて静態保存するときは校庭に磐越西線から臨時の引き込み線がつくられ、SLがゆっくり走ってきた。また今年5月に開かれた一小の150周年記念運動会では、SLが学校前を通過するとき、汽笛で〝三三七拍子〟を鳴らしたという▼もう1つの〝ばんえつ物語〟だ。いわき市の石炭・化石館の駐車場にD51(デゴイチ)が静態保存されているが、復活は難しいという。
新潟県の新津駅と福島県の会津若松駅間の磐越西線で1日1往復する(現在は運休中)C57180「SLばんえつ物語」を初めて今年、新潟県の津川駅で見た▼この180号機は線路沿いの新津第一小学校(新潟県)校庭に昭和44年から静態保存されていたのを、平成11年にJR東日本が復元した。古くから新津機関(運輸)区がある〝鉄道のまち〟としての風土、機関区OBや市民、一小児童らが手厚く整備や清掃してきたこともあって、良好な保存状態で新たな命を吹き込むことができたという▼かつて静態保存するときは校庭に磐越西線から臨時の引き込み線がつくられ、SLがゆっくり走ってきた。また今年5月に開かれた一小の150周年記念運動会では、SLが学校前を通過するとき、汽笛で〝三三七拍子〟を鳴らしたという▼もう1つの〝ばんえつ物語〟だ。いわき市の石炭・化石館の駐車場にD51(デゴイチ)が静態保存されているが、復活は難しいという。