市内各地をイルミネーションで一斉に彩る、いわき青年会議所=JC=(松崎慎弥理事長)主催の「第2回イルミエールいわき」が3日に開幕し、いわき駅前大通りと内郷・新川沿いの並木、21世紀の森公園、湯本駅前、小名浜のアクアマリンパークの計5カ所が、30万球以上のLEDライトで色とりどりに輝き、市民や行楽客たちの目を楽しませている。
点灯期間は来年1月9日まで(21世紀の森公園は25日まで、小名浜は来年1月末までの予定)。
いわきJCは復興支援活動の一環として、東日本大震災翌年の平成24年から一昨年まで、双葉郡富岡町の「夜の森のさくら並木」をいわき駅前大通りにイルミネーションで再現。「いわき光のさくらまつり」と題し、冬の風物詩として親しまれてきたが、昨年からはコロナ禍で活気、にぎわいを失っている市内各地を元気にしたいという思いを込め、イルミネーション拡大の検討を始めた。
今年は内郷、小名浜両まちづくり市民会議、NPO法人いわきイルミネーションプロジェクトチーム、じょうばん街工房21と連携した。点灯式が3日、いわき駅のペデストリアンデッキで開かれ、松崎理事長は「5カ所でのイルミネーションをきっかけに、さまざまな街に行って新たな魅力に触れ、いわきをもっと好きになってほしい」とあいさつした。いわき駅前大通りの点灯は午後5時~11時。
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