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小名浜・サンシャインシーガルの安全確認! 国交省が立ち入り点検
人の流れや物流の集中する年末年始の繁忙期を前に、国土交通省福島運輸支局は12日、小名浜の市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」西側岸壁に係留している、小名浜デイクルーズの旅客船「サンシャインシーガル」(総トン数77トン、定員150人)で立ち入り点検を行った。
同運輸支局では例年、東北各地の観光船の利用が増える行楽シーズンに合わせ、旅客船などの安全性の向上と安全運航の意識高揚を図るため、安全総点検を実施している。
今回の点検には、同運輸支局に加え、保安状況などを確認するために、福島海上保安部の担当者と合わせて7人が参加。船内に乗り込み、安全管理規定の遵守状況や自然災害、事故などが発生した際の通報連絡体制などについて聞き取りを行ったほか、書類とともに救命胴衣などの安全装備や脱出設備が正しく設置され、正常に機能しているかなどを入念に確認した。
同社では17日にクリスマスクルーズ、24、25日にも特別ナイトクルーズを予定しており、村田裕之代表取締役社長をはじめ船員、従業員たちは安全運航への意識をさらに高めていた。