いわき市や茨城県でスーパーマーケットを展開する「マルト」(本社・勿来町窪田、安島浩代表取締役社長)は1日、双葉郡広野町のふたば未来学園中と連携し、合同で開発した同町産のミカンを使ったスイーツの販売を開始した。
販売されているのは、ミカンのジャムとドライチップスを交えた「広野みかんオムレット」と、ミカン1個をまるごと採用し、カスタードと練乳をたっぷり使った「広野みかんがいっパイ」の2品。どちらも同町産のミカンが持つ酸味を生かしながら、甘さが楽しめるよう仕上げた。税込み431円。取り扱いは平字尼子町のSC平尼子店のみ。いずれも限定販売で、なくなり次第終了となる。
スイーツの開発は同校の探求授業の一環で、1日には生徒たちによる販売体験が行われた。リーダーの室井郁さん(3年)は「広野みかんはとてもおいしいので、多くの方に食べてほしい」と笑顔を見せた。
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