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四倉・ワンダーファームで「クラフトフェア」開幕 あすまで 県内外の職人一堂に
県内外から63のクラフト作家(職人)が一堂に集った「福の島クラフトフェア」が13日、四倉町中島のワンダーファームで始まった。14日まで。同フェア実行委員会主催、県、市、いわき民報社など後援。
クラフト文化の醸成と発展、次代を担う若手作家の育成などを図るために開催され、会場には北は青森、南は兵庫から(いわき市は4作家)、陶器や木工、ガラス、金属、皮革製品などを取り扱う作家たちの多彩な逸品がずらり並んだ。
パラシュートの素材を使った腕時計ベルト、チェスの駒をこけしにした「こけス」などユニークな作品が話題を集める中、ひと際注目を集めていたのが、田人町南大平に鍛刀場を構える刀工藤原宗永さん(40)のブース。真ちゅうなどの金属ペンダントに名を彫り込む実演などもあり、作品とともに、藤原さんの匠の技を興味深そうに眺める来場者たちでにぎわった。
14日の開催時間は午前9時半~午後3時。
(写真:ひと際注目を集める刀工藤原さんのブース)