市は30日、川前町上桶売のレクリエーション施設・いわきの里鬼ヶ城の指定管理者「株式会社いわきの里鬼ヶ城」について、来年3月31日をもって事業を停止し、解散する方針を発表した。施設も同4月から休業に入り、今後はサウンディング調査を通じて、新たな運営主体による利活用方法を検討する。
内田市長は「解散は苦渋の決断だったと受け止める。市としては、今般の運営主体の解散をもって、『いわきの里鬼ヶ城』の廃止を即座に結論づけるものではない」とコメントしている。
施設は1985(昭和60)年にオープン。平安時代の征夷大将軍・坂上田村麻呂が鬼退治をした伝承がある鬼ヶ城山(887m)の山麓の自然を利用し、キャンプ場やコテージなどを設けている。
(写真:いわきの里鬼ヶ城=施設ホームページより)
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