「反射材 光って気づいて 事故防止」をスローガンに21日から始まる「秋の全国交通安全運動」(30日まで)に先立ち、いわき中央署(斎藤秀幸署長)管内の出動式が19日、いわき芸術文化交流館「アリオス」いわしん小ホールで開かれた。
式には同署と、いわき中央地区管内の交通関係団体から約70人が出席し、市交通安全対策協議会長の内田市長、佐久間比出男いわき中央地区交通安全協会長、半沢浩司県いわき地方振興局長、斎藤署長があいさつした。
それぞれ7月の四倉町下仁井田の市道で起きた自転車転倒、三和町の国道49号での自動車同士の正面衝突、15日の四倉町上仁井田の国道6号でのオートバイと転倒したミニバイクの衝突による死亡事故などを踏まえ、反射材着用や早めのライト点灯、自転車のヘルメット着用推進などの事故防止活動への協力を呼びかけた。
出動式終了後、パトカーと同地区交通安全協会の広報車計10台が市役所の公共駐車場から出発し、関係者に見守られながら管内のパトロールへ向かった。
いわき東署管内の出動式は20日午前10時から小名浜市民会館で実施するほか、いわき南署管内の出動式は同日午後2時から勿来温泉「関の湯」で、茨城県警高萩署との県境合同キャンペーンを兼ねて展開する。
(写真:関係者に見送られるパトカー)
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