福島県中学駅伝 男子・内郷一が３位で東北大会へ 女子・勿来一が８位

　第６７回県中学校体育大会駅伝競走大会（県中体連・県教委・いわき市教委・福島陸協など主催、いわき地区中体連、いわき陸協主管）が９日、２１世紀の森公園に設けられた駅伝特設コースで行われた。男女とも３３校が出場。この結果、男子（６区間、１８・０６ｋｍ）は猪苗代が高田の大会６連覇を阻止して初優勝、３６回目となる女子（５区間、１２・０６ｋｍ）は船引が第２回大会以来３４年ぶりに優勝した。
　いわき勢では男子の内郷一が３位に入って唯一東北大会出場を果たし、女子では前回優勝の勿来一が８位に入ったのが最高だった。同日は前夜から雨に見舞われ、気温も２０度を下回る肌寒いあいにくのコンディションとなったが、県内各地から集まった選手たちは、家族や教師、チームメートらの激励を受けながら懸命にタスキをつないだ。
　その他のいわき市勢は、男子が勿来一７位、平一１３位、中央台南１４位、植田１７位、平三２８位。女子が中央台南１１位、泉１３位、小名浜一１７位、平三３０位、平二３１位。男子の高坂彰（中央台南）が５区・９分１７秒で区間賞に輝いた。
　（写真：アンカー遠藤正基につなぐ内郷一、悔しい表情でゴールする勿来一・片桐妃華里）