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仮想通貨の投資名目 いわき市の40代男性 SNS通じ640万円の詐欺に

 いわき市の40代男性が、SNSを通じて仮想通貨の投資をかたる話を信じ、現金約640万円をだまし取られた。いわき東署は届け出を受け、SNS型投資詐欺事件として、調べを進めている。
 同署によると、男性は8月中旬ごろ、SNSで知り合った人物から「仮想通貨の投資に興味ありませんか? イーサリアムという仮想通貨の投資があって、もうけている。私のおじは海外に住んでいて、専門のプロフェッショナルをしている」と告げられ、投資のサイトやデモデータの画像を見せられた。
 男性はそのサイトが本物だと信じ、複数回にわたり合わせて約640万円分を、相手が指定する仮想通貨に変換して送金。しかしその後引き出せないことを不審に思い、家族に相談したところ、だまされたことが分かった。
 同署では「SNSやマッチングアプリを通じて、知り合った相手からのお金の話は詐欺を疑うこと」「金銭を支払う前に家族や警察に相談すること」を呼びかけている。
 (資料写真:いわき東署)

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