ＫＥＩＲＩＮグランプリ 来年１２月にいわき平で初開催「感謝と復興を発信」

　競輪の１年を締めくくる大会「ＫＥＩＲＩＮグランプリ」が来年１２月２８～３０日、いわき平競輪場で初めて開かれる。一定の条件により選ばれた９人のＳ級選手による一発勝負で、多くのファンを沸かすビッグタイトルとなっている。
　東北地方での開催は今回が初。同２８日にはヤンググランプリ（ＧⅡ）、同２９日にはガールズグランプリ（ＧＰ）も行われる。
　開催決定にあたり、内田市長は「来年度に開設７５年目となる『いわき平競輪場』は、これまで特別競輪を合計１６回開催していますが、グランプリは名実共に国内最高峰の大会。来年は市制施行６０周年と東日本大震災から１５年の節目となる年であり、今回の開催決定は本市にとっても誠にうれしい限りです。グランプリを通して、震災時の全国からの支援に対する感謝の気持ちと復興の姿を全国に発信していきます」とコメントした。
　（写真：いわき平競輪場）