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きょう県立高校の卒業式 統合控える好間でも「77年の歴史に誇りと自信を」

 いわき市の県立高校14校では1日、一斉に卒業式が行われた。約2千人が慣れ親しんだ学びやを後にし、進学・就職とそれぞれ新しい一歩を踏み出した。またいわき総合と好間は4月に新しい「いわき総合」に統合されるため、いずれも現体制では最後の卒業式となった。県内全体では約1万人が卒業した。
 好間の卒業式は同校体育館で開かれ、保護者や来賓に加え、4月からはいわき総合高好間校舎に通う1、2年生が門出を祝った。最後の卒業生となる普通科44人の生徒は、担任の教員に導かれて堂々と入場した。
 前身の内郷高(現・いわき総合高)の好間分校は1948(昭和23)年、地元の炭鉱で勤務する人たちが高等教育を求めたことをきっかけに開校。63年に内郷高から分離し、現校名に改称した。これまで8537人が巣立ち、市内外の各界で活躍している。
 式典で、佐藤秀雄校長が総代の高木英梨花さんに証書を手渡した後、あいさつに立ち、校歌の歌詞にも登場する「好間の里」に希望に満ちた春が来たと呼びかけ、コロナ禍の影響が残る中での入学でありながら、自ら律して学校活動に励んできたとたたえた。
 その上で「きょうを新たな出発点として、鳳(おおとり)のように飛び立ってほしい。77年という長い歴史に刻んできた誇りと自信を胸に、夢の実現に努力してください」と力強く語った。
 在校生代表の三瓶愛海さん(2年)による送辞に続き、卒業生代表の園部琥太良さんが「好間高校では1人では成し遂げられないことでも、仲間とともに立ち向かえることを学びました。きょうは最後の卒業式。校名が変わっても、長い歴史の精神と伝統は変わりません。在校生の皆さんは共に発展することを願っています」と胸を張って答辞を読み上げた。
 閉校式は19日に予定している。
 (写真:胸を張って答辞を読み上げる園部さん)

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