内郷地区の夏を彩る「第70回いわき回転やぐら盆踊り大会」の本祭が14日、JR内郷駅前で開幕した。高さ13メートルを誇り、日本で唯一とされる回転しながら光るやぐらの周りで踊る催しで、炭鉱で亡くなった人の慰霊を目的に始まり、今年で70回の節目を迎えた。
初日はじゃんがら念仏踊り、オープニングセレモニー、総踊り・盆踊りが行われた。また70回の記念大会として、地区外のお囃子(はやし)団体を招待したほか、2018(平成30)年にお披露目された正調盆踊りの振り付けを監修した花柳貴代人さんを招き、祖父の登代蔵さんが手がけた平盆唄と、東京音頭を披露して会場を盛り上げた。
本祭は15日まで。午後5時から宮誠承太鼓が出演。同6時のオープニングセレモニー、同6時15分から総踊り、同6時半から盆踊りと続く。同7時半からは東京・助六太鼓による盆踊りタイムを展開する。
(写真:JR内郷駅前に立つ回転やぐら)
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「いわき回転やぐら盆踊り大会」開幕 70回の節目迎える 15日まで







