いわき市のスーパーマーケットや鮮魚店で16日、北海道根室市の花咲港で今季初水揚げされたサンマの販売が始まり、早くも『秋の味覚』が市民の食卓に届いた。
マルトでも勿来駅前店を除く全36店で生サンマを取り扱っており、さっそく手に取る買い物客の姿が目立った。併せてマルトでは、サンマを箱単位で配送する恒例の「送りさんま」を行っている。
サンマ漁は10日に解禁となり、15日に花咲港で約173tが初めて水揚げされた。1匹130~140gと大きめの魚が多く、初競りの最高値は昨年の4倍超の1kgあたり3132円だった。
サンマの棒受け網漁を巡っては、2023(令和5)年までは中型船が8月15日、大型船が同20日に解禁日を設定していたが、近年の不漁を踏まえ、全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)は昨年から船の大きさを問わず同10日に統一した。
福島船団の大型サンマ漁船のうち、小名浜港からは6日に6隻が出港。例年通りに漁場が南下すれば、10月にも同港への初水揚げが期待される。
(写真:店頭に並ぶ今季初水揚げされたサンマ=マルトSC平尼子店)
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今季の初サンマ 北海道・根室からいわきにも届く マルトでさっそく販売開始







