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フラガールズ甲子園 あさか開成(郡山)日本一 いわき湯本が総合2位
全国の高校生がフラ・タヒチアンを競い合う「文部科学大臣杯 2025年全国高等学校フラ競技大会『第13回フラガールズ甲子園』」が17日、いわき芸術文化交流館「アリオス」アルパイン大ホールで開かれた。地元関係者による実行委員会の主催、いわき民報社などの後援。
最優秀賞(総合第1位・文部科学大臣賞)には郡山市のあさか開成が選ばれ、2大会ぶり3度目の日本一となった。副賞として、初代フラガール小野恵美子賞が贈られた。
フラガールズ甲子園は、2023(令和5)年8月に亡くなった初代フラガールのリーダー小野恵美子さんが発案。小野さんはフラの魅力とともに、ひたむきにステージと向き合う『踊るこころ』の精神を広げるため、高校生に切磋琢磨してほしいとの思いを込めた。
本年度は、2011(平成23)年に東日本大震災・東京電力福島第一原発事故の災禍を乗り越え、初開催を実現してから15周年の節目を迎えた。いわき市の5校を含む20チーム・167人がエントリーし、フラガールのふるさとで日頃の成果を披露した。
審査は課題曲と自由曲の2曲で行われた。いわき市勢では優秀賞(総合第2位・初代フラガール賞)にいわき湯本、特別賞のロートは、ハートだ。賞にいわき総合が輝いた。
18日午前9時半からスパリゾートハワイアンズで、入賞校によるエキシビションが催される。次回大会は来年8月23日に予定している。
その他の結果は次の通り。
◇優秀賞▽総合第3位(いわきライキ賞)=綾瀬(神奈川)◇特別賞▽大和証券賞=植草学園大附属(千葉)▽ソフトバンク賞=関東学院(神奈川)◇その他の賞▽リトルナース賞(合同チーム上位)=古仁屋、大島 合同(鹿児島)▽奨励賞=いわき支援学校 県立支援学校小牛田高等学園(宮城)
(写真:最優秀賞に輝いたあさか開成)