後田町の宝徳院(生駒祐健住職)では、今年から初めて「夏詣 かざぐるま祭り」を開催し、参道や境内に約700基の風車を展示している。
かざぐるま祭りは地蔵盆法要に合わせて企画し、23日の縁日と24日の法要に先立ち、色とりどりの風車が勢いよく回っており、訪れた人たちに癒しを与えている。
夏詣は初詣と対になる取り組みで、1年の半分を無事に過ごせたことを感謝し、もう半分をさらなる平穏を願って、7月1日以降に参拝することを指す。
宝徳院によると、地蔵菩薩はすべてのものに救いの手を差し伸べるとともに、特に子供の守り仏として信仰されている点から、夏詣にちなんで良くお供えされる風車の奉納を呼びかけた。
奉納する風車は願い事が添えられ、大300円・小200円。24日まで。
縁日は午後4時~7時。関係者や檀家によるかき氷、ヨーヨーなどの露店に加え、フリーマーケットを予定している。法要は午前9時から。
生駒智祐副住職は「お寺を取り巻く環境が変わっている中で、多くの方が足を運ぶ機会として『夏詣 かざぐるま祭り』を考案した。ぜひ皆さん気軽にお越しください」と話している。
(写真:宝徳院の境内を彩っている風車)
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後田町・宝徳院 色とりどりの風車が境内彩る 地蔵盆に合わせて初企画






