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石破首相の辞任表明 いわき市関係国会議員の受け止めは

 石破首相が7日に辞任を表明したことに対し、いわき市関係の国会議員からはさまざまな声が聞かれた。
 自民党の坂本竜太郎衆院議員(福島4区)=1期、植田町=は「政治に空白を招かないよう、このタイミングで辞任を決めたと思う。懸念された党の亀裂・分断は回避することがかなうことに安堵している」と語った。
 その上で「どなたか総裁であっても、本県の真の復興は揺るがない。自分も浜通りの選出の国会議員として尽力する」と重ねた。
 一方で総裁選前倒しを巡っては、いわき民報社の取材に「未定」と答えていたが、8日に意思確認が行われた場合にはどうしたかについては明言を避けた。
 同じく自民党の森雅子参院議員(福島選挙区)=4期、泉町=は「総理・総裁の決断を重く受け止めたい。衆参選挙の敗北と、総裁選前倒しによる党の分断を避ける理由には納得している」と理解を示した。
 石破首相については「私の予算委員会の質問に答える形で、復興財源は『もういらない』『減額すべき』などの意見がある中、福島県の事業費を第2期復興・創生期間を上回る1兆6千億円と決断してくれた」とたたえ、復興施策を引き継いでくれるリーダーを求めると呼びかける。
 森氏もいわき民報社に対し、総裁選前倒しの賛否に関しては「未定」と述べていたが、中止となったため「仮定の質問には答えられない」と退けた。
 立憲民主党の斎藤裕喜衆院議員(比例東北)=1期、双葉郡富岡町=は「これまでの旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係や、(政治資金収支報告書への不記載による)裏金について、何の総括もしていない自民党に問題がある」と批判する。
 石破首相は立憲民主党の野田佳彦代表をはじめ、各党と議論を重ねて国会運営に当たってきたとし、「このタイミングで辞めることは国民に資さない」と指摘した。
 (資料写真:国会議事堂)

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