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新たないわき産品は何に? 12日の最終審査を前にラトブで一般の声聞く
いわき市を代表する新たな産品を掘り起こす「新いわき産品フードコンテスト」の最終審査が12日に行われるのに先立ち、市民らが試食して評価する一般審査が6日、JRいわき駅前ビル「ラトブ」1階のふれあい広場で開かれた。いわき商工会議所、いわき観光まちづくりビューロー主催、県いわき地方振興局後援。
いわき商議所と同ビューローではいわきの物産の活性化や魅力向上に向け、昨年度から地元の目玉となる新商品の開発を支援する「いわきの新名物開発支援プロジェクト」を展開。コンテストはその一環で、グランプリや準グランプリの商品は、選ばれたことが分かるシールを貼るほか、広く商品をPRする機会を作るなどし、販路拡大の支援を得ることができるという。
当日は応募のあった32商品のうち、書類審査を通過した14商品を審査。午前、午後に分かれて100人の市民らが商品を口にし、ブースの担当者にその味や食感について感想を伝えたほか、お気に入りの商品に1票を投じた。
12日の最終審査は市石炭・化石館「ほるる」で、一般審査の投票結果を踏まえながら、商品開発専門家と観光関係者、市内スーパーや大手百貨店のバイヤーら12人が地域性と創造性、市場性、品質、デザイン性の視点から採点し、グランプリを選出する。
(写真:商品を試食して審査する買い物客)