サッカー・明治安田J2リーグの第33節として、10位のいわきFCは18日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきに、20位の愛媛FCを迎え撃ち、2―1で勝利した。いわきはこの結果、今季のJ2残留が決定した。
通算成績は12勝10分け11敗の勝ち点46。順位は前節と同じく20チーム中10位に付けている。次節は26日、鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島県鳴門市)で、暫定3位の徳島ヴォルティスと対戦する。キックオフは午後1時5分。
試合は前半33分、MF柴田壮介(24)がペナルティエリア左から、ゴール前にグラウンダーでパスを送ると、MF石渡ネルソン(20)が落ち着いて左足を合わせて先制点を挙げた。しかし後半4分に最終ラインの裏を狙われ、同点に追いつかれる。
このままでは終われないいわき。32分に右コーナーキックからMF山下優人(29)の正確無比なボールが、DF堂鼻起暉(26)のヘディングシュートを呼び込み、勝ち越しに成功した。終盤にかけても追加点を狙う姿勢を貫き、連勝を2に伸ばした。
田村雄三監督(42)は「たくさんの声援、ありがとうございました。ただ終わった瞬間の顔を見て分かるように、喜んでいる選手はなかった。きょう出た課題をしっかりとフィードバックし、徳島戦までにいい準備をしたい」と薄氷の勝利を振り返った。
(写真:勝ち越し弾を決めて喜ぶ堂鼻)
※ 初報で見出しに誤りがありましたため、訂正いたしました。
いわきFC
いわきFC ホームで愛媛に2-1 連勝を2に伸ばす







