自民党県連は24日、福島市で議員全員協議会を開催し、次期幹事長に政調会長の鈴木智氏(52)=小名浜、4期=を内定した。県連人事と連動する県議会議長候補には、現幹事長の矢吹貢一氏(70)=平、4期=を決めた。正副議長の任期は4年だが、2年交代が慣例で、11月12日予定の県議会臨時会で選任される見通し。31日の総務会で正式に決定する。
鈴木氏は自民党と日本維新の会との新たな連立政権への対応や、来年の知事選への体制構築、空席となっている衆院福島1区支部長の選任など県連の実務が控えている。
矢吹氏は昨年10月の衆院選、今年7月の参院選と、逆風の中でも国政選挙を仕切った手腕が評価されている。
いわき市選出(合併前を含む)で県議会議長に就くと、2005(平成17)~07年の渡辺敬夫氏以来6人目。矢吹氏は08~10年に市議会議長も務めており、市、県両方の議会で議長となるのは初。
(写真:鈴木氏と矢吹氏)
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自民党福島県連 幹事長に鈴木智氏(小名浜)内定 議長候補には矢吹貢一氏(平)






