東京電力福島第一原発事故からの復興と、海の幸のおいしさを伝える「ごひいき!三陸常磐キャンペーン」が26日、平字尼子町のマルトSC平尼子店で開催された。
この取り組みは2022(令和4)年度から始まり、経済産業省などで構成する実行委員会が主催。10月からは「秋の三陸常磐食べようフェア」が始まり、今回はマルトの協力で、フェアアンバサダーを務めるタレント・グルメリポーターの彦摩呂さんを売り子に迎えた。
彦摩呂さんは「いわきには何度もロケに来ているが、お魚がめちゃくちゃおいしい。地元ではマルトさんが総菜を含めて食卓に届けており、まさに唯一無二の環境」と強調。得意のフレーズから「いわき市はお魚のテーマパークや~」と呼びかけ、会場に集まった買い物客らを盛り上げた。
試食では三陸・常磐ものから、いずれもマルトで販売する「宮城県産カツオメンチ弁当」「かつお竜田揚げ」「メヒカリの刺し身」「常磐ものづくし(小名浜海星高が取ったマグロ、平沼ノ内で水揚げのマダイ、脂が乗ったメヒカリ、小名浜・割烹一平直伝のタレを使ったウナギによる寿司)」「常磐しらすマリナーラ(マルト特製のピザ)」に舌鼓を打った。
特にメヒカリを刺し身で食べるのは初めてといい、「口の中でとろける。普段食べることができないのでうれしい」と太鼓判を押した彦摩呂さん。原発事故からの水産業の復興にも言及し、「科学的な証明と人の心の両輪で、荒波を乗り越えることができる。これからもその良さを広めていってほしい」と笑顔を見せた。
(写真:メヒカリの刺し身に舌鼓を打つ彦摩呂さん)
ニュース
「いわき市はお魚のテーマパークや~」彦摩呂さん マルトで三陸・常磐ものPR






