サッカー・明治安田J2リーグの第35節として、9位のいわきFCは2日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきに、16位の藤枝MYFCを迎え撃ち、3―1で勝利した。いわきの通算成績は14勝10分け11敗の勝ち点52。順位は前節と変わらず20チーム中9位に付けている。
次節は9日、アウェーのソユースタジアム(秋田市)で、14位のブラウブリッツ秋田と対戦する。キックオフは午後2時。
いわきは前半13分、FW山口大輝(28)が敵陣で相手のバックパスのミスを見逃さず、素早くボールを奪うと、落ち着いて右足で流し込んで先制点を挙げた。山口はこの日28回目の誕生日で、うれしい『バースデーゴール』となった。
後半2分には右サイドからMF大西悠介(24)がクロスを上げ、FW熊田直紀(21)が頭でそらしてファーに流れると、山口が低い弾道でゴール前に入れ、最後はDF石田侑資(22)が押し込んで追加点を決める。
さらに19分には左サイドからMF五十嵐聖己(23)の得意とするロングスローから、DF堂鼻起暉(26)がペナルティーエリア内でこぼれ球を拾い、相手との競り合いを制してだめ押しとなる3点目を奪取した。
終了間際にペナルティーキック(PK)から1点を返されたが、今季初の4連勝を果たし、6位・ベガルタ仙台との勝ち点は6ポイント差に。残り3試合となる中、J1昇格プレーオフ圏内に迫りつつある。
田村雄三監督(42)は「たくさんの方にスタジアムに来ていただき、4連勝することができました。プレーオフに進むためには勝つしかないので、1試合1試合、勝利を目指して戦います」と力強く語った。
(写真:サポーターの声援に応える山口)
いわきFC
いわきFC ホームで藤枝に3-1 今季初の4連勝果たす







